生命保険の必要保障額

生命保険の必要保障額

ファイナンシャルプランナーによる家計マネー相談専門、横浜FP事務所による生命保険の必要保障額の解説。相談3000件超の実務家FPが住宅・教育・医療・老後資金の不安を解消します TEL 050-3665-0267 相談所 横浜駅西口・たまプラーザ

必要保障額とは

横浜FP事務所では、生命保険の万一の場合の保障額を何となく決めるのではなく、「必要保障額」を算出し加入中の保険の保障額と比較して過不足を判定しています。「必要保障額」の基本的な考え方は、子どもが社会人になり配偶者が亡くなるまでの期間にかかる総支出に対し、その間の総収入の不足分を求めるというものです。

必要保障額の概算方法

総支出
  1. 配偶者・子の月間生活費×12ヶ月×現在から末子が大学を卒業するまでの年数
  2. 配偶者の月間生活費×12ヶ月×子の卒業から配偶者の平均余命*までの年数
  3. 子どもの教育費
  4. 死亡整理費用
総収入
  1. 公的遺族年金
  2. 配偶者が退職するまでの仕事での収入
  3. 死亡退職金・弔慰金
  4. 現在の金融資産
  5. その他の収入

総支出から総収入を引き、足りない額が生命保険で補うべき「必要保障額」となります。

 

*平均余命とは、ある年齢の方が平均であと何年間生きるかという年数で、0歳児の平均余命=平均寿命となります。

 

【主な年齢の平均余命】

  • 30歳 男性51.63年 女性57.61年
  • 35歳 男性46.78年 女性52.69年
  • 40歳 男性41.96年 女性47.82年
  • 45歳 男性37.20年 女性42.98年
  • 50歳 男性32.54年 女性38.21年
  • 55歳 男性28.02年 女性33.53年
  • 60歳 男性23.67年 女性28.91年
  • 65歳 男性19.55年 女性24.38年
  • 70歳 男性15.72年 女性19.98年

出所:厚生労働省「簡易生命表」(平成28年)