フラット35Sの金利優遇条件

フラット35Sの金利優遇条件

フラット35Sの金利優遇に関し、横浜FP事務所が条件や期間などを解説。当事務所は、年間相談200件超の実務家ファイナンシャルプランナーによる住宅ローン・火災保険・生命保険など家計に関する相談を専門にしています。TEL 050-3665-0267

フラット35Sの概要

2019年4月1日更新

住宅性能が一定の条件を満たすものについては「フラット35S」として、フラット35の金利を5年または10年間優遇する制度があります。

 

フラット35S 金利引下げの内容
フラット35S(金利Aプラン)

 フラット35の借入金利から 当初10年間 年0.25%引下げ

 

フラット35S(金利Bプラン)

 フラット35のお借入金利から 当初5年間0.25%引下げ

フラット35Sの住宅性能条件

「フラット35S」には、フラット35S(金利Aプラン)、フラット35S(金利Bプラン)の2種類があり、それぞれ求められる住宅性能の条件は異なります。中古住宅については新築とは異なる条件も設けられているため、リフォームで条件を満たせる場合もあります。

 

フラット35S(金利Aプラン)の住宅性能条件

次のいずれか一つの基準を満たす住宅が適用となります。

省エネルギー性

■認定低炭素住宅(「都市の低炭素化の促進に関する法律」の規定により低炭素建築物新築等計画が認定された住宅)
■一次エネルギー消費量等級5の住宅
■性能向上計画認定住宅(建築物省エネ法)

耐久性・可変性

■長期優良住宅(長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき「長期優良住宅」の認定を受けた住宅)

耐震性

■耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅

バリアフリー性

■高齢者等配慮対策等級4以上の住宅(共同住宅の専用部分は等級3でも可)

 

フラット35S(金利Bプラン)の住宅性能条件

次のいずれか一つの基準を満たす住宅が適用となります。

省エネルギー性

■断熱等性能等級4の住宅
■一次エネルギー消費量等級4以上の住宅

耐久性・可変性

■劣化対策等級3の住宅で、かつ、維持管理対策等級2以上の住宅(共同住宅等については、一定の更新対策が必要)

耐震性

■耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の住宅
■免震建築物

バリアフリー性

■高齢者等配慮対策等級3以上の住宅

 

中古住宅の場合、上記金利Bプランの条件の他に以下いずれか一つの基準を満たす住宅も適用となります。

省エネルギー性

■二重サッシまたは複層ガラスを使用した住宅
■建設住宅性能評価書の交付を受けた住宅(省エネルギー対策等級2以上)または中古マンションらくらくフラット35のうち【フラット35】S(省エネルギー性(外壁等断熱)に適合するもの)として登録された住宅

バリアフリー性

 

■浴室及び階段に手すりを設置した住宅
■屋内の段差を解消した住宅

 

どの金融機関でフラット35Sを借りるのが良いかといった商品選択は、横浜FP事務所にご相談下さい。

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